歯ぎしりと食いしばりの違いとは?症状・原因・対策を徹底解説
- 3 日前
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歯ぎしりと食いしばりは、似ているようで異なります。
結論から言うと、
歯ぎしりは横に擦る動き(音が出る)
食いしばりは強く噛み締める動き(音が出ない)
どちらも歯や顎に大きな負担をかけますが、
発生タイミングや気づきやすさ、原因の傾向が異なります。
この記事では、
✔ 歯ぎしりとは何か
✔ 食いしばりとは何か
✔ 2つの違い
✔ 原因の違い
✔ 放置リスク
✔ 対策方法
をわかりやすく解説します。

歯ぎしりとは?
歯ぎしり(ブラキシズム)とは、上下の歯を横に擦り合わせる動きのことです。
主に睡眠中に起こり、「ギリギリ」「ガリガリ」という音が特徴です。
歯ぎしりの主な症状
家族に指摘されたことがある
歯の側面が削れている
朝起きると顎が疲れている
頬の内側を噛んでしまう
歯が短くなってきた
歯ぎしりは音が出るため、周囲が気づきやすい傾向があります。
食いしばりとは?
食いしばり(クレンチング)は、上下の歯を強く噛み締める動きです。
横に動かないため音が出ません。
そのため発見が遅れやすく、慢性化しやすい特徴があります。
食いしばりの主な症状
朝 顎が痛い
歯が浮く感覚がある
奥歯に圧迫感がある
慢性的な肩こり・頭痛
詰め物がよく取れる
日中に歯を噛み締めていることがある
歯ぎしりと食いしばりの違い【比較表】
項目 | 歯ぎしり | 食いしばり |
動き | 歯を横にギリギリと擦り合わせる | 上下の歯を強く噛みしめる(動きは少ない) |
音 | ギリギリ・ガリガリと音が出る | ほぼ無音 |
発生タイミング | 主に睡眠中 | 日中・睡眠中どちらも起こる |
自覚のしやすさ | 家族に指摘されて気づくことが多い | 自覚しにくく、無意識に続きやすい |
歯への影響 | 歯の摩耗・欠け・ヒビ・知覚過敏 | 歯の破折・詰め物の脱離・顎関節への負担 |
■ 動きの違い
歯ぎしりは「横方向の強い摩擦運動」が特徴です。一方、食いしばりは「上下方向の圧縮力」が中心になります。
横に削るか、縦に圧縮するか。ここが大きな違いです。
■ 音の有無
歯ぎしりは音が出るため、周囲が気づきやすい傾向があります。しかし食いしばりは無音で進行するため、発見が遅れやすいのが特徴です。
■ 発生タイミング
歯ぎしりは睡眠中に起こることがほとんどです。一方で食いしばりは、仕事中・運転中・スマホ操作中など日常生活の中でも発生します。
近年は「TCH(歯列接触癖)」として注目されています。
■ 自覚のしやすさ
食いしばりは自覚が難しく、「朝顎が疲れている」「肩こりが慢性化している」など間接症状で気づくケースが多いです。
■ 歯への影響
歯ぎしりは摩耗が進行しやすく、歯の表面がすり減る傾向があります。
食いしばりは一点に強い力が集中するため、歯のヒビや破折、詰め物の脱離につながることがあります。
歯ぎしりと食いしばりの原因の違い
歯ぎしりの主な原因
ストレス
睡眠の質の低下
噛み合わせの乱れ
アルコール・カフェイン
食いしばりの主な原因
TCH(歯列接触癖)
口呼吸
前傾姿勢
ストレス
睡眠の浅さ
ここで重要なのは、食いしばりは日中習慣との関係が強いという点です。
放置するとどうなる?
歯ぎしり・食いしばりはどちらも
歯の摩耗
知覚過敏
顎関節症
慢性頭痛
につながる可能性があります。
特に食いしばりは無音のため、
長期間気づかれないケースが多いです。
対策方法の違い
共通対策
睡眠環境改善
夜間マウスピース
食いしばり特有
TCH改善
姿勢改善
鼻呼吸習慣
よくある質問(FAQ)
Q. 歯ぎしりと食いしばりはどちらが危険ですか?
A. どちらも歯や顎に負担をかけます。食いしばりは気づきにくい分、慢性化しやすい傾向があります。
Q. 日中だけ噛み締めるのは食いしばり?
A. はい、日中の噛み締めは食いしばりに分類されます。
Q. マウスピースはどちらにも効果がありますか?
A. 歯へのダメージ軽減には有効ですが、原因対策も重要です。



