歯科に行かずにできる!セルフで始める歯ぎしり対策3選

毎日の小さな習慣が、未来の歯と顔を守る
「歯ぎしり、してるかも…」
そう思っても、歯科に行くのは少しハードルが高い。すぐに治療が必要というわけではなさそうだけど、なんだか気になる。
そんなふうに、歯ぎしりの自覚がありながらも、“何もしていない状態”のまま過ごしている人は少なくありません。
前回は、歯ぎしりによって「エラ張り」や「顔のゆがみ」が起こるメカニズムをご紹介しました。今回はそこから一歩進めて、歯科に行かなくても自分でできる“セルフケア”を3つご紹介します。
今の自分のクセに気づき、少しだけ整えるだけで、睡眠・美容・健康が変わるかもしれません。
1.まずは「気づく」ことから。日中の噛みしめチェック
「歯ぎしり」というと、多くの人が「寝ているときに歯をギリギリ鳴らす状態」をイメージします。けれど、実は問題になるのは“ギリギリ音の鳴る歯ぎしり”だけではありません。
最近増えているのが、「日中の無意識の噛みしめ」。
パソコン作業やスマホ操作中、集中しているとき、人は無意識に上下の歯を強く噛み合わせていることがあります。
実際には「噛みしめグセ」が蓄積し、筋肉の緊張や顎のゆがみ、片側だけの発達などを招いているのです。
【セルフチェック】
☑︎ 今この瞬間、歯と歯が当たっていませんか?
☑︎ 気づくと歯を噛み締めていることがある
☑︎ スマホを見るとき、顎に力が入っている
☑︎ 集中後にフェイスラインがだるくなる
これらに1つでも当てはまるなら、今日から始めてほしいことがあります。
それは「1日3回、“今、自分の歯は噛み合ってる?”と意識してみること」。
この「意識する」だけで、噛みしめはぐっと減ります。
多くの人が無意識でやっているからこそ、「気づく」が最初の一歩なのです。
2.歯ぎしりと“舌の位置”の深い関係
もう一つ、見落とされがちだけど重要なポイントがあります。
それが、「舌の位置」。
本来、舌は上あごにふんわりくっついている状態が自然です。
舌先は上の前歯の少し奥、ちょうど歯と歯ぐきの境目あたりに収まります。
しかし、舌の筋力が弱かったり、口呼吸が習慣になっていたりすると、舌が下に落ちたままになります。
この状態だと、口が開いて乾燥しやすくなったり、気道が狭くなって睡眠の質が下がったり…。
結果として、体が緊張状態になり、歯ぎしりや食いしばりを引き起こす原因になるのです。
【セルフチェック】
☑︎ 舌を上あごにくっつけるのがつらい
☑︎ 口がポカンと開いていることが多い
☑︎ 寝ているときにいびきをかく・喉が乾く
☑︎ 舌の側面に歯型がついている
このようなサインがあれば、“舌の位置を整える意識”が必要かもしれません。
オススメのセルフケアは、「舌先を上あごにつけて、ゆっくり深呼吸を5回」。
これだけでも、呼吸が深まり、顎と首がゆるみやすくなります。
3.眠る前の“脱力習慣”で歯ぎしりを予防
歯ぎしりは、ストレスや緊張状態が続いたときに起こりやすいと言われています。
とくに、脳が「まだ頑張ってる」状態のまま眠りに入ると、無意識に顎に力が入り、寝ている間にギリギリ・ギュッと噛みしめてしまうのです。
そこで有効なのが、「眠る前の脱力習慣」。
▼オススメケア
・耳の前のくぼみ(顎関節)を指の腹で円を描くようにマッサージ
・ホットタオルで頬〜こめかみを温めて、血流を促す
・寝る直前に、舌を上あごにつけた状態で、深呼吸を3回する
この「ちょっと緩める」時間があるだけで、眠っている間の食いしばりや歯ぎしりの頻度が変わります。
睡眠の質が上がり、朝の顔のむくみや顎のだるさも軽減されやすくなりますよ。
歯ぎしりは、毎日の小さなクセから生まれる
だからこそ、自分で整えられる
歯ぎしりは、体のSOSサインでもあります。
ストレスや疲れ、不安を自覚できていなくても、体がその負担を噛みしめることで表現しているのです。
そしてそれは、「意識」「習慣」「環境」を整えることで、ゆるやかに改善していくことができます。
今日からでもできる3つのケア。1つずつ取り入れて、歯・顔・心の健康を守っていきましょう。
眠っている間のセルフケアに。
口にくわえるだけの、新習慣。
とはいえ、
「寝ている間のことだから、自分ではコントロールできない…」
「気をつけていても、また朝になると顎が疲れている」
という方も少なくありません。
そんな方におすすめしたいのが、眠っている間に使う“マウスピース型セルフケア”です。
「369マウスピース」は、型取り不要・歯科不要で始められる、セルフ用の特許構造マウスピース。
寝ている間に口にくわえるだけで、・舌の位置を自然に整える・噛みしめ・歯ぎしりの力を分散する・顎と顔まわりの筋肉の緊張をやわらげるというケアが、無意識のうちにできてしまいます。
また、日中に読書や家事の間に“ながら装着”することで、口まわりの筋肉トレーニングとしても活用できます。
☑︎ 歯ぎしりに悩んでいるけど、歯科に行くのはハードルが高い
☑︎ 顎のゆがみ・エラ張り・睡眠の質が気になる
☑︎ 子どもやパートナーの歯ぎしりも気になっている
そんな方の“最初の1歩”として、今、選ばれているセルフケアです。
詳細やご相談は、公式LINEからいつでもどうぞ。
あなたと、あなたの大切な人の睡眠と表情が、明日からもっとラクになりますように。